今まで貯金ができたことがない。
給料が入ったら使ってしまって、貯金できるほど残らない。
そんな悩みを抱えていました。
しかし、投資を始めて少しずつ資産ができてきています。
本記事の内容
- 貯金、資産形成するメリット
- 資産形成できるまでの流れ
- 誰でも簡単な資産運用
- 低額からできる資産運用
本記事を書いた人
- 30代シングルファーザー
- 貯蓄10万円以下から資産形成
- 投資歴 3年
ひとり親で貯蓄ゼロから資産運用をスタート。
始めた当初は、経験も知識もなかったのでせっかく貯めた100万円を喪失した経験もあります。
その経験を活かして再スタート。
投資を始めた時期が遅かったことで、投資を始めるなら早い方が良いと実感し未成年口座を開設手続きを始めました。
今回は、今まで貯蓄できなかったひとり親の人でもできた資産運用を記していきます。
なぜ資産形成をするのか、資産形成のメリット
資産形成をしようと思ったきっかけは、ひとり親になったことです。
自身の将来(年金問題や子供の成人後)への不安や子供たちの学費、生活費などに対する責任を上乗せで感じるようになってきています。
投資は高収入の人がやるイメージがありますが、低収入の人でもできる投資もあります。
もしもの時の為の余力として貯蓄する
投資する前に、生活防衛費を作ってから始めた方が良いとブログやYouTube動画で言われています。
生活防衛費とは・・・もし収入がなくなったときのために温存しておく資金のこと。
1年~2年程度の期間を収入がなくても生活できる金額を推奨されている方が多いです。
私自身、生活防衛費を作っていたら数年は投資機会をロスしてしまうと思い、投資から初めてできた資産を生活防衛費としています。
もし、リスクを取りたくない人は生活防衛費を作ってから投資を始めることが無難です。
子供の教育資金に充てることができる
もし、子供が大学に行きたいと言ったときに費用はどれぐらい必要なのか。
金融庁が記載している「大学入学の初年度納付金平均額」では、約200万円以上のお金が必要になってきます。
ひとり親の方や低収入の方にとっては、厳しい金額になっています。
経済的な理由で進学できない未来の可能性を少しでも減らしておきたいと考えています。
また、教育資金を貯めるのには投資以外の方法もあります。
例えば、学資保険や普通の銀行預金でも良いです。
どれにするにしても、早い段階から始めておけば負担やリスクは減少していきます。
老後資金として貯蓄、運用する
年金2000万円問題が2019年に話題になりました。
しかし、実際には本当に老後、2000万円も必要なのか疑問も上がっています。
引用元:老後資金2000万円問題の真相、コロナ禍の影響により「55万円でOK」に?
老後に2000万円も必要なかったとしても、貯金・資産があれば余裕を持った老後を過ごすことができます。
また、資産を築いておけば子供の負担を軽減することができると思っています。
もしものケガや病気に備える
まだ子供が小さい時に、病気やケガなどで働けなくなった時のためにも貯金・貯蓄しておくと精神的に少し余裕ができます。
働けない期間が長期化すると治療費や入院費が継続的にかかり、親族の人と離れて暮らしていると、引っ越しすることが選択肢に入ってきます。そうなったら引越し費用もかかります。
やりたいことができる可能性が拡がる
資産形成していく内に、今まで出来なかったことができるようになることがあります。
例えば、このような選択肢が取れるようになります。
- 配当金がもらえるようになり、買える物品が増える
- 配当金を再投資に回す
- 資産を切り崩して旅行に行く、高価な買い物ができる
資産を切り崩して使ってしまうと、また作り直しになって大変かもしれませんが、使い方や運用方法は自分で決めることができます。
そのほかにも、
- 投資で節税できる(iDeCo)
- 現収入以外の不労所得
など、投資をしていなくては得られないものがあります。
貯蓄10万円以下から投資を始める準備
証券会社の口座開設
証券会社によってサービスの違いがあります。
証券会社を選ぶ際は、資金やスタイルにあった証券会社がおすすめです。
SBI証券
ネット証券 口座開設数No.1
単元未満株(S株)が取引できる
Tポイントが投資に使える
ネット申し込み
つみたてNISA
ネット証券口座開設数No.1
楽天証券
ネット証券 口座開設数No.2
楽天ポイントが投資に使える
ネット申し込み
つみたてNISA
単元未満株
収入と支出の見直し
投資を始める上で、資金の調達・確保が重要でネックになってきます。
収入を増やすことはハードルが高いので、まずは家計の支出を見直しでいきましょう。
これ以上、節約できないよ。
このように思う方でも、1日100円、月に2000円~3000円の節約に成功すればできる投資はあります。
低額でもできる投資については後で記述しますので、節約できる支出をピックアップしていきます。
携帯電話(スマートフォン)を格安スマホ(SIM)に変更する
Q.そもそも格安スマホって何?:楽天モバイル
格安スマホは大手携帯会社のスマホと比べて、安価で利用できることが特徴です。料金プランの選択肢も多く、自分にとって最適なプランを選べます。格安SIMと端末の組み合わせもさまざま。
Q.そもそも格安スマホって何?:楽天モバイル
Q.格安スマホはどれくらい安いの?:楽天モバイル
格安スマホとは、その名の通り安く使えるスマホのこと。今普通のスマホを使っている人が格安スマホに買い換えると、月額料金を4分の1くらいに減らせる可能性も。
Q.格安スマホはどれくらい安いの?:楽天モバイル
支払いはデビットカードで一括払い
デビットカードとは、支払代金が口座から即時に引き落としされるカードです。
口座にある残高(普通預金残高)の範囲でのお支払をするため、口座に入っている金額以上は使うことはできません。
使いすぎ防止になり、電子マネーのようにチャージをする必要もありません。
やったら代金以上にお金がかかるカード払い
- リボ払い
- クレジットで分割払い
リボ払い、分割払いともに手数料がかかります。
リボ払いは特に高年率で手数料がかかり、実質年率15.0%もかかるカードが多いです。
Googleで「カード リボ払い 年率」で検索すると下記画像のように出てきます。
手数料がかからないように、デビットカード一括払いにしています。
そのほかにも、水道光熱費、保険、ローンなどの支出を少しでも抑えることが投資に資金を回すことができます。
貯蓄10万円以下からでもできる投資と資産形成
つみたてNISAと積立投資信託
つみたてNISAとは、2018年1月からスタートした、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。
つみたてNISAのメリット
(1)非課税枠
毎年40万円を上限に、つみたてNISAで得られた分配金や譲渡益に対して税金がかからない。
株式投資による配当・分配金や譲渡益に対しては、税率20.315%の税金がかかりますが、つみたてNISAはその税金がかからない制度になっています。
(2)自動で積立してくれる
証券口座に資金を入れて設定しておけば、指定した対象商品を自動で積み立てしてくれます。
毎回操作する手間が省ける上、資金をきらさなければ時間が経つにつれて積立金額が増えていきます。
※ただし、年間40万円を超える積立設定はできない
(3)少額から積立設定ができる
つみたてNISAの特徴として、少額から積み立てることができます。
1日100円から設定でき、月に2500円前後からでも始めることができます。
よく、つみたてNISAを薦めている動画やブログでは上限の最大年間40万を利用するべきとあります。
非課税枠を最大まで使うことは間違いではないですし、むしろ最適解です。
しかしながら、年間40万円の積み立てが厳しい人や、他の投資もやってみたい人は一つの手段として活用できます。
生活状況やスタイルによって金額は決めることができます。
低位株か単元未満株
低位株とは…株価水準が低い銘柄のこと
単元未満株とは…単元株制度において1単元に満たない数の株式のことです。
通常は、各銘柄ごとに100株/口と売買の最低限の単元株数が決まっていますが、単元株数に限らず1株から購入できる制度
500円であの有名企業の株が購入できる?!SBI証券の「S株(単元未満株):SBI証券
低位株、単元未満株のメリット
低位株・単元未満株は少額で個別銘柄を購入することができ、
低位株の場合、証券会社によって100株以上からしか注文できないこともありますが、大手銘柄と比べて少ない金額で購入できます。
単元未満株は、証券会社によって取り扱っていないこともあり、
SBI証券では、単元未満株(S株)を購入することができます。
1株数十円から数百円で買い付けることができる銘柄がたくさんあります。
また、大手銘柄も1株から注文できるので、数千円で購入できます。
たとえば、トヨタ自動車(7203)の株を2000円~3000円あれば1株購入することができます。
※株価が変動する場合は、金額が小さくなったり大きくなったりします。
- 少額から投資を始めたい
- 株の経験を積みたい
- 子供に投資の経験をさせたい
そんな方は、低株、単元未満株は選択肢の一つです。
低位株、単元未満株のデメリット
低位株は元金割れのリスクが高い
低位株は株価水準が低い銘柄になるので、株価が低い原因を抱えています。
例えば、
- 決算成績が悪い、年間利益が赤字
- 将来性が見込めない
- 発行株式が多すぎる
など
株価が低いということは、投資家の人たちがその銘柄を購入することを避けているということです。
経験が豊富な投資家たちが買わないということは、リスクが高い・うまみが少ないなどマイナス要素を含んでいるからです。
最悪の場合、倒産して投資した資産を失ってしまう可能性もあります。
低位株を購入する時は余裕資金を確保して、十分に考えてから保有しましょう。
単元未満株は手数料が割高
単元未満株(S株)を買い付ける時に、証券会社によって手数料がかかります。
手数料は、数十円程度ですが購入した総額に対して割高になることがあります。
例えば、株価1000円の単元未満株を1株購入した際に手数料が50円かかった時
株購入費用 1050円 = 株購入費1000 + 手数料50円
評価損益 -50円 = 株価1000円 - 株購入費用 1050円
評価損益率 約-4.76% = (評価損益 -50円 ÷ 株購入費用 1050円) × 100
金額は小さく見えても損益率では、数%マイナスから始まることになります。
仮に配当利回り3%の株を保有していた場合、マイナス分は2年間保有し続けて手数料分が回収できます。
株価によって評価損益は変動するので一概にそうとは言えませんが、損益率でみると大きくなります。
500円であの有名企業の株が購入できる?!SBI証券の「S株」
元手なしポイント投資
元金無しでもポイントを使って投資を始めることができます。
ポイントで投資ができる証券会社
SBI証券
Tポイントを使って投資を始める。
楽天証券
楽天ポイントを使って投資を始める。
実際に楽天ポイントを使って投資をしている記事がこちら
LINE証券
LINEポイントを使って投資始める。
投資を始める時期は早い方が断然良いと実感があります。
投資でそれなりのリターンを得ようとすると大きな資金が必要となります。
早い段階からコツコツ積み立てておくと、5年10年後には取れる選択肢が増えています。