四半期別 資産形成 高配当銘柄の財務状況(売上・利益の推移)

【増配予想を発表】9110NSユナイテッド海運の進捗状況(第1四半期決算短信)

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2023年3月期第1四半期決算短信

企業発表の資料はこちらです。
【PDF】2023年3月期第1四半期決算短信NSユナイテッド海運株式会社


発表日
2022年7月29日


配当金予想

2022年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)で未定だった期末配当金予想が発表され、配当予想を上方修正されました。2022年4月28日発表。

2023年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)で発表された配当予想は


2023年3月期第2四半期末配当金(予想)

170円

未定だった2023年3月期期末配当金(予想)

170円

2023年3月期配当金合計(予想)

340円


となりました。
第2四半期配当金は、125円予想から170円予想に修正されて当初から45円上方修正されています。


発表された配当金予想

単位:円第1四半期末第2四半期末第3四半期末期末配当金1株配当金合計
2022年3月期95.00190.00285.00
2023年3月期予170.00170.00340.00


配当利回り

6.49%

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増配予想【9110NSユナイテッド海運】2023年配当金は?売上推移、利益推移、過去配当金

9110NSユナイテッド海運アイキャッチ640


配当金実績

単位:円第1四半期末第2四半期末第3四半期末期末配当金1株配当金合計
2017年3月期0.004.004.00
2018年3月期0.0085.0085.00
2019年3月期50.0065.00115.00
2020年3月期45.0035.0080.00
2021年3月期30.0050.0080.00
2022年3月期95.00190.00285.00
2023年3月期予170.00170.00340.00


進捗状況(売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益)

2023年3月期第1四半期の連結業績(2022年4月1日~2022年6月30日)

連結経営成績(累計)

単位:百万円売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属
する当期純利益
2023年3月期
第1四半期
62,31211,19513,11610,498
2022年3月期
第1四半期
42,8114,6904,1273,551


2023年3月期の連結業績予想(2022年4月1日~2023年3月31日)

単位:百万円売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属
する当期純利益
第2四半期(累計)120,00019,00021,00017,000
通期217,00029,00030,00026,000


売上高の進捗率

単位:百万円
2023年3月期第1四半期62,312
第1四半期通期予想上方修正217,000
通期:期初予想190,000
進捗率(第1四半期予想)28.72%
進捗率(期初予想)32.80%


営業利益の進捗率

単位:百万円
営業利益
2023年3月期第1四半期11,195
第1四半期通期予想上方修正29,000
通期:期初予想21,000
進捗率(第1四半期予想)38.60%
進捗率(期初予想)53.31%


経常利益の進捗率

単位:百万円
経常利益
2023年3月期第1四半期13,116
第1四半期通期予想上方修正30,000
通期:期初予想20,000
進捗率(第1四半期予想)43.72%
進捗率(期初予想)65.58%


親会社株主に帰属する四半期純利益

単位:百万円
親会社株主に帰属する
四半期純利益
2023年3月期第1四半期10,498
第1四半期通期予想上方修正26,000
通期:期初予想17,800
進捗率(第1四半期予想)40.38%
進捗率(期初予想)58.98%


引用:第1四半期決算短信

参考資料

【PDF】2023年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)NSユナイテッド海運株式会社


当四半期決算に関する定性的情報

“ 当第1四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年6月30日までの3ヶ月間)の外航海運事業において、ドライバルクにつきましては、底堅い貨物輸送需要や、今後の環境規制の不透明感により引き続き新造船竣工量が抑えられていることを背景に、市況は堅調に推移しました。ケープ型撒積船(18万重量トン型)市況は、天候不順により滞っていたブラジルの鉄鉱石出荷の復調により船腹需給が引き締まり、5月には一時主要5航路平均用船料が3万8千ドルに達しましたが、中国におけるゼロコロナ政策により経済活動が停滞したことから再び下落傾向となり、6月は2万ドル付近で推移する展開となりました。パナマックス型以下の中小型撒積船(2~8万重量トン
型)市況は、インドが輸入量を増やすなど石炭の堅調な輸送需要に加え、地政学的背景により穀物や石炭のトレードパターンが変化し輸送トンマイルが伸びたことで、安定して高水準で推移しました。また、VLGC(大型LPG運搬船)につきましては、北米からの堅調な輸出等により船腹需給が引き締まり、市況は概ね高水準での推移となりました。
 このような状況下、堅調な海運市況と長期契約による安定収益に加え、期中に進行した円安が収益を押し上げ、前年同期比で増収増益となりました。
 内航海運事業において、ドライバルクにつきましては、鉄鋼関連貨物は、半導体不足による自動車生産停滞に伴い鉄鋼原料の輸送量は前年同期比で減少した一方で、鋼材の輸送量は効率配船により前年同期比でほぼ横ばいとなりました。セメント関連貨物は、建設需要の伸びにより輸送量は前年同期で増加しました。また、電力関連貨物は、春季の石炭火力発電所の稼働率が抑制されたことや電力需要の伸び悩みにより、輸送量は前年同期比で減少しました。タンカーにつきましては、LNG輸送は、新規航路の運用が開始され、輸送量は前年同期比で増加しました。LPG輸送は、季節的・構造的な需要減退があったものの、効率運航に努めたことで輸送量は前年同期比で増加
し、タンカー事業全体としての輸送量も前年同期比で増加しました。
 このような状況下、燃料油価格上昇に伴い運航コストが増加し、内航海運事業の業績は前年同期比で増収減益となりました。
 燃料油価格につきましては、当第1四半期連結累計期間の平均消費価格(全油種)は、トン当たり約663ドルと、前年同期比では約233ドル上昇となりました。また、対米ドル円相場は期中平均で125円33銭と、前年同期比では16円67銭の円安となりました。
 このような事業環境下、当社グループの当第1四半期連結累計期間の売上高は623億12百万円(前年同期比45.6%増)、営業利益は111億95百万円(前年同期は46億90百万円の営業利益)、経常利益は131億16百万円(前年同期は41億27百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純利益は104億98百万円(前年同期は35億51百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。
 なお、当社グループの事業構成は海上輸送業がほぼ全体を占めており、連結売上高に占める外航海運事業の割合は約9割、内航海運事業の割合は約1割となっています。”


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  • この記事を書いた人

N主任

30代後半。何もしなければFIREできないと思い、色々なことを実践。 興味を持って、面白そうなことに飛びつく。 結果、失敗を繰り返している。 紙一重の成功を掴むためにチャレンジ精神は大。 数年前までは、考えるだけで行動に移せなかったタイプ。(計画倒れ多数) ひとり親になったことがきっかけで、多部門にチャレンジ。 FX、株、YouTubeチャンネル開設、アフィリエイトなど触って被害甚大。 挫けずに少しずつ進みたい。 高校時代に簿記全商1級。

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