最近、ユーチューブやブログでFIREという単語をよく目にする機会が多くなってきました。
内容を見れば、FIREに魅力的に感じる方が多いのではないでしょうか。
今回は、そんなFIREについて書いていきたいと思います。
FIREとは
「Financial Independence, Retire Early(経済的自立と早期リタイア)」の頭文字になります。
アメリカ発祥のムーブメントで2010年代に大きな注目を集め、少し前から日本でもよく目にすることが増えてきました。
主に資産運用の得られる収益で経済的に自立し、定年退職より早期にリタイアすることです。
簡単に言えば、株や不動産を買って運用し利益を得て、若いうちに働かずに自分の好きなことに時間を使えるようになることです。
どんな人がFIREしやすいのか
・本業の年収が高い
年収が大きければ、投資に多くの資金を分配できます。
・若い年齢
投資を始める時期は早ければ早いほうが良いです。
仮に年収が低くても、早くに投資を始めれば時間と年利を使って資産を増やせるからです。
・副業で収入を得ている人
本業で生活費を賄い、副業収入を投資に分配できます。
FIREする現実
投資は少なからずリスクがあります。慎重に検討しましょう。
自分に合ったスタイルや知識を得てから始めた方が、損失は小さくなります。
FIREするために、資産はどれくらい必要なのか
30歳 男性 年収360万 未婚 子供なし
配偶者年収100万 貯蓄なし 配当なし
資産運用益ですべての生活費を賄おうとした時
手取り月25万円、貯蓄ゼロ(総支給で年収360万)
生活費月20万円、月5万円を投資の場合(年利4%)
生活費をすべて副収入、不労所得で賄う場合
月20万 × 12カ月 = 240万円
240万 × 25倍 = 6,000万円 FIREに必要な資産金額
※年間資質の25倍の資産があれば、年利4%の運用益で生活費がまかなえると言われています
20年後のFIREシュミレーション
参照:診断結果 study FIRE https://studyfire.jp/
上記のシュミレーションのとおり、目標達成には長い期間と不足額をどうするか問題が生じます。
そうなると大切なことは
やり続ける事
これに尽きるのではないでしょうか。
やり続けるために何が必要か
ストレスがないこと
無理をした節約、興味がないことを何年もやり続けることは難しいですよね。
なので、無理のない計画にするために、始める時期は早ければ早いほど良いです。
意識しなくても勝手にやってくれるシステム
また、自動で積み立てしてくれる機能を使えば勝手に投資してくれます。
つみたてNISAを設定して口座にお金を入れておくだけで勝手に投資してくれます。年間40万円まで。
FIREを早めるために
NISA、つみたてNISA、ジュニアNISAを利用する
NISA、つみたてNISA、ジュニアNISAは得た利益に対して一定期間、非課税になる制度です。
本来、20%税金となる金額が再投資に分配できます。
子供の将来のために、ジュニアNISAの口座開設するのもよいかもしれません。
支出の見直し
目標の資産金額に早く辿り着くためには、少しでも投資に回せる金額を増やす必要があります。
一度、支出を整理してみましょう。
無理をして継続できないことのないように、自分のスタイルを模索しましょう。
副業を始める(チャレンジ項目)
本業の年収アップが期待できない日本では、選択肢の一つです。
ノーリスク、ローリスクで始めることができる副業はたくさんあります。
収益化するのは厳しいかもしれませんが、ダメでも「実行した」「収益化できなかった」という結果が残ります。結果を踏まえて二歩目、三歩目と進んでいきましょう。
また、収益化できなくても副業している過程で得た知識やスキルは身に付いています。
始める前より成長していると思っても良いと思います。
努めている企業で副業が禁止されていないか確認しておきましょう。副業OKの企業も増えてきていますが、トラブルにならないように注意が必要です。
FIREを目指すメリット
資産ができる
FIREを目指す上で、資産運用は必須です。
途中で止めることになっても、これまで投資してきた資産は残ります。
投資には、どうしてもリスクが伴いますので元本割れの可能性が残りますが、それでも始める前より資産が増えている可能性は高いと思います。
投資にも、リスクが低いものもありますので手堅く長期間で運用する選択肢もあります。
本業だけでは得られない不労所得が得られる
配当金や株主優待などFIRE目指す前では、もらえなかった金品がもらえます。
(配当金や株主優待がある株式を保有している場合に限ります)
WEB上に自分の成果として残る
ブログやユーチューブに記事や動画を投稿すると、投稿したデータは提供されているサービスを打ち切らなければ残ります。
有料サービスを使用していた時は、コストなど検討して残しておくか検討しましょう。
期間をおいて再出発することができます。
FIREする為の不足額を現実的にどうするか
上記のシュミレーションの通り、多くの人がFIREする為に資金が不足しています。
あまりに大きな金額で気が遠くなる気持ちになります。
現実とのギャップを埋めるために、行動することが大切だと思っています。
知識やスキルを増やしていく
インターネットで調べる
インターネットで検索すれば、今の時代たいていのことは知りたい内容が載っています。
気になることや、やってみたいことを検索するとたくさんの知識が吸収できます。
一つのサイトだと信憑性が不十分な可能性があるので、複数のサイトを見て確度を高めましょう。
本を読む
本を読むことで、知らない知識や興味のあるジャンルの理解を深めることができます。
本が苦手な人もいると思います。そんな人はYouTubeチャンネルやなど、動画や音声で配信している方たちもたくさんいるので、そちらの動画や音声で知識を深めても良いと思います。
あくまで、自分のためにすることなので自分のスタイルに合ったものが継続性が確保できると思っています。
収入アップにチャレンジする
配当金のある株式を保有する
始めは少ない金額かもしれませんが、継続していくことで少しずつ配当金の額は増えていきます。
配当金ゼロや年利が低い銘柄もありますので、よく検討してみてください。
副業して報酬をもらう
副業で報酬を得ることができるようになれば、投資に回せる金額が増えます。副業で得た収入をすべて投資に回すことができれば、ギャップを埋める要素になります。
厳しいかもしれませんが、やってみる価値があると思っています。
まとめ
30代からFIREを目指すことは厳しいかもしれませんが、私はやってみようと思っています。
シュミレーション通り、現実は厳しいですが、行動していれば一歩ずつ目標に近づけると思います。
自分のスタイルに合ったことを実践していきます。
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございます。