シングルファーザーが株式投資を使って、独自で金融教育に取り組みます。
日本でも小学校、中学校で金融教育が始まっていて、将来子どもたちが出遅れないように知識と経験を増やしてもらいたい。
株式投資を通じて、社会の仕組みやマーケット情報などを少しでも知ってもらいたいと願い、新しい試みとしてチャレンジしたいと思います。
こんにちは。N主任です。
親世代、未婚の若い世代の人が、年金問題やプライベートの充実を図るために、資産運用して早期リタイア(FIRE)を目指す人が増えてきています。
「定年退職後のために、投資で資産形成して年金以外の収入を得ようと図る。」
「若い時期から資産形成して不労所得を得て、仕事の時間を少なくしてプライベートを充実させる」
このようなブログやYouTube動画をよく目にするようになりました。
私もそんな中の一人で、現在もチャレンジしてます。
ブログ主が投資を通して感じたことや反省を活かして書いていきたいと思います。
目次
金融教育、投資をなぜ始めるのか
投資を始める時期が早ければ早い方が良い
社会に出てから投資を始めようした時、まずは元金を作るところから始まります。
一般家庭でも子供のために貯蓄されている家庭もあるかもしれませんが、今回はゼロからスタートとしています。
生活余剰金を作ってからになると、もう数年はロスしてしまうかもしれません。
10代半ばから、少しづつでも資産形成しておくことがアドバンテージになる。
社会人で収入を得ることができれば、資産形成を加速させることができます。
いま、なぜ金融教育か?
引用元:金融広報中央委員会
子供たちに少しでも財産を残したい
私自身が貯金などをあまりしない家庭で育ち、社会人になってしばらくしても貯蓄せずに生活していました。
何も知らなかった私自身の若い時代より、子供たちが少しでも良い生活経済力と知識を身につけてくれたらと思っています。
その知識や経験が何よりの財産になります。
日本の金融、投資教育
今現在の日本が金融や投資に対して、どの程度取り組んでいるのでしょうか。
2022年4月から学習指導要領が改訂され、高等学校の家庭科や公民科で「資産形成」「資産運用」の視点が織り込まれるようです。
小学校、中学校では既に新しい学習指導要領が導入されており、高等学校では2022年4月からのスタートとなるが、どのような授業が行われるのだろうか。日本における金融教育のフレームワークとなる「金融教育プログラム」を発行している金融広報中央委員会の事務局次長・小泉達哉さんに、推奨されている授業内容を教えてもらった。
2022年度から高校の「金融教育」はどんな内容に変わるの?
東証マネ部
学校教育における金融教育は独立した教科ではなく、さまざまな教科に組み込まれるもので、明確な範囲は決められていないそう。それを体系化したものが「金融教育プログラム」だ。
2022年度から高校の「金融教育」はどんな内容に変わるの?
東証マネ部
引用元:東証マネ部
金融教育は、すでに小学校・中学校では始まっています。
道徳や社会、技術、家庭科、特別活動などの科目で金融に関わる授業が行われています。
「学校における金融教育の年齢層別目標」を取り上げている指導計画例等」
【小学生・低学年】
「学校における金融教育の年齢層別目標」を取り上げている指導計画例等」
【小学生・中学年】
「学校における金融教育の年齢層別目標」を取り上げている指導計画例等」
【中学生】
「学校における金融教育の年齢層別目標」を取り上げている指導計画例等」
【高校生】
中学生・高校生のみなさんへ
先生・保護者・教育関係のみなさんへ
(金融庁)
海外の金融教育
日本以外の先進国では、より早い段階から金融教育が行われてきました。
●アメリカ
各州、各学校、各団体によって金融教育を行っている。金融や経済に関するシミュレーション・ゲーム教材が、オンライン上で数多く無料公開されており、授業として取り組むことで教育効果が上がるように設計されている。
〈学習内容〉
貯金、予算、プリペイド・デビット・クレジットカード、信用、財政難にある人々をどう助けるか、株式投資ゲーム、お金の管理、ファンドへの投資など
日本と海外の「金融教育」の違い
ダイヤモンドオンライン
●イギリス
必修科目として、シチズンシップと呼ばれる金融教育が行われている。また、数学で「金融における利率」「単位価格」など金融に関する内容が盛り込まれている。
〈学習内容〉
貨幣の役割と使用、予算を立てることの重要性と実践、リスク管理、所得と支出、クレジットと借金、貯蓄と年金、金融商品と金融サービス、税金がどのように集められどのように使われるか、利率の計算など(すべて16歳までの必修科目)
日本と海外の「金融教育」の違い
ダイヤモンドオンライン
●ドイツ
学校教育において本格的な経済教育が開始されるのは、一般的に小学校5年生から。教育に関する権限は基本的に個々の州にあり、金融教育の内容も州ごとに作成される。
〈学習内容〉
貨幣の意味、収入源、経済における商品と貨幣の流れ、宣伝による消費行動への影響、価格形成のメカニズム、電子商取引によって変化した消費者の行動、企業の目的など(高校2年生までの学習範囲例)
日本と海外の「金融教育」の違い
ダイヤモンドオンライン
引用元:日本と海外の「金融教育」の違い
日本も金融教育が始まりましたが、海外の先進国と比べると遅れを取っています。
中学生の娘は、金融について関心がないようで、話題にも出てこないですね。
なぜ子供世代に金融教育が必要なのか
日本の今後
総人口の減少、少子化がこの先進んでいく
経済成長にかかせない次世代の子供たちは、年々減少しています。
また、年金受給する高齢者に対して、子供たちが負担する金額は増えるのではないかと言われています。
国民年金の納付額は年を追うごとに上がっています。
国民年金保険料の変遷:国民年金機構
少子高齢化が進んでいて、漠然と将来の不安を感じている人も多いと思います。
将来、年金がもらえないのではないかとも言われることもあります。
そんな状況の中、子供の将来への備え方は家庭それぞれです。
学費の為に貯蓄されたり、学資保険に入ったりと方法は様々です。
子供ができてから色々調べ始めましたが、何が良いか判断がつかない・・・
仮に若い時から金融商品に触れていて、金融の知識や経験があったらより良い選択ができたかもしれません。
参考資料・日本の少子高齢化はどのように進んでいるのか(内閣府)
日本はずっと低賃金
日本の賃金はここ何年も上がっていないニュースを見ることがあると思います。
子供が成人した時に給料が上がっている可能性は高くないのではないでしょうか。
少し前までは、能力が低くても真面目に長く働いていたら給料が徐々に上がっていくことも多くありました。
時代は変わり、終身雇用・年功序列の雇用形態が崩れてきている。
経済的余裕を持つために、
- 自身の能力を上げて良い企業に入るか
- 本業以外の収入を得る方法を実践できるか
このようになるのでは、ないでしょうか。
「日本で賃金が上がらない」本当の理由、GAFAがなくても給料は上がる?
若年層が減り、人材を確保しようと初任給を上げる企業も出ています。
YAHOOニュース
「日本人の賃金が増えない」言説は誤り…賃金が下がったのは「男性中堅層だけ」であるワケ
身近になった株式、投資信託
インターネットの普及で、現在では子供の小さい頃からパソコンやタブレットPC、スマホを1人に1台持っている家庭も増えてきています。
20年前は、育ってきた環境にもよると思いますが、ほぼ投資について知る機会がありませんでした。
それが現在では、トークアプリの「LINE」やYouTubeなどの広告で頻繁に目にする機会が増えています。
未成年時に広告が表示されなくても、18歳以上になったら投資を知る機会は多いと思います。
その時のために、必要な知識を身につけておけば良いのではないでしょうか。
どの証券会社で口座開設するのか
証券会社比較
証券会社もたくさんあって、どの証券会社が良いのか考えました。
証券会社を選ぶのに重要視したことは、
①大きな証券会社であること
大きな証券会社で口座を作っておけば、証券会社が倒産するリスクは低くなる
手数料が安い
②低予算で投資の経験ができること
子供たちに経験してもらうことが目的なので大きな金額では取引しない
金銭感覚がズレないように少しの金額から慣れてもらいたい
上記の理由でSBI証券でジュニアNISAの口座を解説しようと思います。
なぜ、SBI証券にするのか
SBI証券でジュニアNISA口座を作ろうと思って、数あるネット証券会社から選んだ理由は下記のとおりです。
①ネット証券で口座開設数がNo.1であること
②単元未満株があり、株式取引の経験するために低予算で投資できる
ジュニアNISA・ジュニアNISA口座は一つの証券会社でしか解説できないので、
もし、ジュニアNISA・ジュニアつみたてNISAの口座を開設されるなら、家庭にあった口座で良いと思います。
単元未満株取引(S株)はジュニアNISA口座の対象になりますか?
証券会社によりますが、日本株式の場合100株単位での取引が多いです。
楽天証券は100株単位でしか日本株式は取引できません。
ただし、米国株式は1株から取引できます。
③親と証券会社を変えて、証券会社による違いをみる
親が楽天証券を使っているので、単元未満株や手数料の違いがわかります。
以上の理由で、SBI証券でやってみようと思います。
ジュニアNISAの概要(金融庁)
SBI証券 ジュニアNISA口座開設までの流れ
楽天証券は100円からポイント投資ができるので楽天を活用しています。
気になる方は読んでみてください。
ジュニアNISAを始めるためにルールを決める
継続して投資をするために、ある程度のルールは必要ではないのでしょうか。
それぞれの家庭に合ったものが良いと思います。
子供もそうですが、資金は親が出すことになりますので協力してやっていく必要があります。
・毎月の投資金額を決める
子供に渡す資金を決めて、継続していく。
・取引する銘柄は子供自身が決める
子供自身が取引する銘柄を決める
・買取引をしたら売却しない
初めは何をしたほうが良いかわからないと思いますので、条件を絞って始めたいと思います。
親が銘柄を決めても良いと思いますが、子供自身に決めさせようと思っています。
仮に、評価値が下がり損失が発生していても良い経験になります。
まとめ
株式投資を継続していると、もう少し早く始めていれば良かったと常々思います。
早く始めて、リスクの低い投資を続けていけば高確率で資産を増やすことができます。
たとえ、評価値が損失域でも安定して配当が出る銘柄を長期間保有しておけば、評価損失分は取り戻せるからです。
また、短期間で資産を増やそうと無理なリスクを取った取引をする頻度も減ると思います。
経験したことが子供の将来に活かしてくれたら良いと思います。